猛暑が続いた後の8月半ば、あちこちで雨が降り出した。
秋雨前線のようでも有るが、1週間後はまた35度を超えると言う。
地球温暖化のせいなのか、海から吹く風の湿度が半端じゃない。
風は、山々に辺り雨雲を作る。過去にこんな激しい雨が降ったかと思われる激しさ。
地震で傷ついた熊本県、続いて能登半島。度重なる災難に言葉も無い。

当院の前身;滝学園のグランドに面してあった頃、しばしば水が出た。
一時は、床上浸水も経験。据え置き型パソコンのファンが水車のように水を
吹き上げていた。そしてまもなく止まった。床近くの差し込みは水が浸かった。
水が引いた後も、いつ漏電するかとひやひやしていた。

浸水した水が雨水や溢れた川の水では無く、下水管から吹き上げた汚水を含んでいる
ことに始めて気付いた。 清潔を旨とするクリニックに汚臭は禁忌であった。

暫くしてから、移転と大改修を計画した。

その頃還暦直前。今から全移転なんてクレージーだと言う方々もお見えだった。
1m高い土地にさらに1m盛り土をして現在の診療室がある。
もう大丈夫だろうと思っていた。しかし、今でも時々、近くの学校や向かいの遊戯施設か
ら流れ来る水には、ひやひやさせられることもある。

夕立の後、鮮やかな虹が広上がった。